本ページでは那木渡先生の代表作「フェロモホリック」の作品情報をご紹介し、さらにドラマCDなど関連情報についてもまとめております。
1、2巻を読んでのネタバレを含む感想もございますので、未読の方はご注意ください。
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作者:那木渡
あらすじ
クール系モデル・兎和はウサギとクマノミの草食キメラ。次の仕事相手は人気モデル…なのだが、天敵の肉食キメラでライオン種の一世だった!一世は幼少期に触れた兎和のフェロモンが忘れられず「一回お前を抱いてすっきりしてぇ」とぐいぐい迫ってきて――繁殖特化の発情フェロモンを持つ体質が嫌で、恋愛もHも一生しないと決めたのに、一世の猛獣フェロモンに身体が抗えず…!このBLが熱すぎる、繁殖と恋の弱肉強食ラブ!
電子書籍サイトebook Japanより引用
ジャンル #ケモミミ・しっぽ #肉食攻め #ほだされ受け #イケメン #エロエロ
フェロモホリックの世界観
人類は「ヒト」と「キメラ」で構成され、キメラには大きく「肉食」と「草食」に分かれる。
・キメラとは?…その昔、様々な感染症により人口が激減した際、絶滅を防ぎ人類の繁栄を目的に、動物の遺伝子を取り入れ作り出された種族。現代はヒトの人口も増加し、ヒトとキメラは平等社会の中で共存している。ただしヒトとは違い動物固有の特性を備えたキメラは、ヒトより外見・知性・力に優れ、社会的地位を得やすく、その魅力で周囲の人気を集めやすい。
・キメラのフェロモン…キメラはその成り立ちから、種族繁栄の為に独自のフェロモンを持ち、他者を誘惑する特性がある。種付け能力が高い種族は、より強い吸引力のあるフェロモンを有する。
・海兎族…「ウサギ」の性欲と全てのオスで生まれる魚「クマノミ」の妊娠能力を混ぜた種族。セックスと繁殖力がより強化された遺伝子を持つ種族。男しか生まれない=男性妊娠可能!
・妊娠するまで種付けしてくれるオスを求めて、女王フェロモンを出し続ける。特定の精子成分が定着したら、そのオスのフェロモンが優位になって他のオスを誘引しなくなり、妊娠可能になる。
・今回の主人公、海野兎和は海兎族。
・海兎族は獅子族と関係を持つと、獅子のフェロモンにより海兎に死の悲劇が訪れると言い伝えられている。そのため、獅子族と関係を持つことはタブーとされている。
・獅子族…カリスマ性を持ち、強いフェロモンを持つセックス特化の種族。文字通りライオン。
・今回の主人公、獅子雄一世は獅子族。
・昔、獅子族は海兎のフェロモンにあてられて、中毒死していった悲しい過去を持つ。現在はキメラ学の研究とフェロモンの調整により死に至ることはなくなった。
感想① 一部動物化するのがかわいい
キメラは興奮したり感情が高ぶると、紐づく動物の一部(例えば耳や尻尾)が現れるのですが、それがたまらなくかわいいのです!
兎和は海兎族なので、可愛い尻尾とうさ耳が出現します。興奮している時に出現するものなので、察しの良い方はお気づきかと思いますが、主に行為中に出現するシーンが多いですね。だんだん気持ちよくなってくると、兎の丸い尻尾がぴょこんと現れるのですが、それを一世が握って刺激する際の兎和の反応がエロくて可愛いんです!誰でもふわふわの尻尾があったら、つい触ってしまいますよね。私も兎和のふわふわ尻尾をモフりたいです(笑)
一世は獅子族なので興奮するとライオンの耳と尻尾が現れますが、怒りで我を忘れて完全なライオンの姿になるシーンも2巻ではありました。キメラは人間の姿で過ごすことがほとんどですが、どうやら動物の姿にもなれるようですね…ライオンになった姿で襲われたら、まず大抵のキメラが太刀打ちできないでしょうね。
なかでも私は2巻の後半で2人の想いが通じ合って、行為に至る展開があるのですが、そこで兎和の女王フェロモンが発現し、本能のまま繋がり合うシーンが最高に良かったです。女王フェロモンにより余裕をなくし尻尾と耳が現れた状態で交わり、涙を流すほどの気持ちよさに溺れる2人を見て、やっと心も体も本当の意味で結ばれることができのだなと感動してしまいました!
感想② サブキャラまで主役級のイケメン
主人公たちがモデルをしているため、周りのサブキャラも当然レベルが高く、主役級のイケメンがゴロゴロいまして、それに加えてキャラクター性もあるので、サブキャラにも注目して楽しんでいただきたいです。
まず私が注目したのが、1巻で登場した兎和の事務所に移籍してきた3人の肉食キメラです。狼のキメラ狼谷牙くん、ユキヒョウのキメラ豹理雪弥くん、獅子のキメラ獅子谷千尋くんの3人ですね。どのキャラもサブキャラにしておくにはもったいないほどのイケメンで、特にクールな印象を受ける雪弥くんが私の推しキャラなんです!いつか雪弥くんがメインのフェロモホリックを読みたいです…いつまでもお待ちしております‼
1、2巻は一世×兎和がメインカプになりますが、3巻は兎和の婚約者であった冬馬×兎和の兄である流兎がメインカプになります。それぞれのキャラクターの関係性も見ながら読み進めていくと、さらに楽しめると思います。例えば2巻では冬馬が兎和に対して「その能力が当たり前だと思うな。発情できずに苦しんでるやつもいる。」というシーンがあるのですが、それは流兎のことを言っているのだなと3巻で伏線回収できたりと、細かい設定まで作り込まれております。
今後も気になったサブキャラがメインカプとして登場するかもしれないので、主人公以外のキャラの名前も覚えながら読み進めていくと、今後の展開がもっと楽しめると思います!
ドラマCD情報
コミックス1・2巻の≪一世×兎和編≫がドラマCD化されることが、2024年6月6日にビーボーイ公式サイトにて発表されました‼
※発売日などの詳細はまだ発表されていないので、情報が更新され次第お伝えして参ります。
まとめ
今回ご紹介してきました「フェロモホリック」は、そのタイトル通りエロ要素多めになっておりますが、細かい設定や世界観まで作りこまれていてストーリーも重厚です。さらに那木先生の美麗な絵と、イケメンたちに癒される作品でございました。
エロエロな作品が見たいという方や、ケモミミ・尻尾が好きという方、特殊設定が許せるという方におすすめな作品です!
気になる方は「フェロモホリック」3巻まで発売されておりますので、ぜひ読んでみてくださいね↓↓↓
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