作者：阿古多
※本ページはプロモーションを含みます。
↑電子書籍サイトebook Japanで読めます。PayPay使っている人おすすめです！
あらすじ
バンドの人気ボーカル・飾には、誰にも言えない秘密があった。それは、義理の兄に叶わぬ恋をしているということ―― 飾（かざり）の義兄であり、バンドのベーシスト・圭（けい）の紹介で、新メンバーとしてやってきた年下の新人ギタリスト・虎太郎（こたろう）。出会い頭から挑発的な態度をとる虎太郎に面倒くささを感じつつも、遊びなら付き合ってやってもいいと適当にあしらい続けていた。距離を保って接する飾だったがある日、虎太郎からついに『圭のことが好きなのか』と核心をつかれてしまい…「俺がさっさと忘れさせてやるよ」虎太郎の見透かすような瞳と半ば強引な態度に押され、遊びと割り切りつつも関係を持ってしまうが――？コミックス描き下ろしマンガ＆電子配信版でしか読めない限定描き下ろしマンガ付き♪
ebook Japanより引用
ジャンル ＃BL漫画 ＃バンドマン ＃片想い ＃健気受け ＃男前攻め
遊び人のように見えて本気の攻めが魅力的！
この作品の中では主人公たちのバンドメンバーが、他グループやファンの女の子と遊んでいる描写が多く、攻めの虎太郎くんも金髪にピアスという見た目もあいまって軽く見えるのですが、全然そんなことないんです！
実は高校生の頃から受けの飾くんにガチ恋なんです‼飾くんに一目惚れして追い掛けてくるなんて、一途で想いが熱すぎますよね！攻めの本気が伺えます///
でも初対面でいきなり虎太郎くんから「すげー好みの人が目の前にいるから、気になっちゃって。」と告白同然のことを言われても本気だとは思いませんよね？飾くんもまさか本気だとは思わないので、「1回くらい遊んでやってもいいけど。」と軽くあしらってしまうのです。それがまさか、飾くんの部屋で２人きりになった時に、「このあいだの「遊んでくれる」ってやつ、けっこー期待してたりするんだけど。」なんて虎太郎くんから蒸し返されると思いませんよね!?その後２人は…秘密の関係を持ってしまうのです///
そして一番印象的なシーンは、義兄である圭くんに想いを寄せていた飾くんなのですが、その圭くんがプロポーズしたことを本人から聞いてショックを受ける飾くんに、ギターの弦で作った指輪を手渡しながら「俺が一生一緒にいてやるよ。歌えよーが歌えなくなろーが、俺はアンタの傍からいなくなったりしない。死ぬまで。」と伝えるのです！
なかなか一生一緒にいるなんて言えない言葉ですよね……恐ろしいことにこの２人、この時点でまだ付き合ってないんですよ！片想いの相手に本気でなければそんな言葉言えないですよね。夜の海というシチュエーションもあり、とてもロマンチックなシーンでした‼
虎太郎くんの愛情や本気が底知れなくて、とても魅力的ですし、これくらい深い愛情がないと長い片想いをしてきた、飾くんの心を動かすのは難しいんだろうなと感じました。
受けの幸せを願わずにはいられない！
飾くんの過去は親の身勝手に振り回されたり、暴力を受けていたりと辛いもので、そんな飾くんが出会ったのは唯一の頼れる存在である圭くんなのです。おせっかいを焼いたり、ギターを教えてくれたりと本当の家族のように接してくれる圭くんを慕っていくうちに、それが親愛ではなく恋情だということに気付いてしまう飾りくん。
叶わない恋だけれど、圭くんに対する言えない想いを曲にして、歌い続けていたなんて切なすぎますよね……本当に愛されて幸せになってほしいと願わずにはいられません。
そんな飾くんの心を動かすのは虎太郎くんで、多少強引な所はありつつも、飾くんのことをよく見ていて傍にいてほしい時に一緒にいてくれたり、欲しい言葉をくれたりするんですよね。虎太郎くん、本当にいい男です…
いつの間にか虎太郎くんと過ごす時間が増えて、それが自然になっていた飾くん。でも愛されることに慣れていない飾くんは信じていいのか分からず、なかなか素直になれなくて、些細なことで２人は喧嘩をしてしまうのです。
２週間にも及ぶ喧嘩のすえ、留守番電話に虎太郎くんが残していた「「一生一緒にいるってアレ、信じないならそれでも良いんだ。」「それでも飾さんためなら死んでもいいと思ってる。」というメッセージがまさかのフラグになるとは知らず、虎太郎くんが事故に遭ってしまって……!?
と不穏な空気が流れる急展開ですが、最後はハッピーエンドです！飾くんが幸せになってくれて、こちらにも幸せを与えてくれる、そんな作品でした‼
まとめ
またこの作中にはライブシーンが出てくるのですが、飾くんの歌唱シーンや、虎太郎くんと飾くんのダブルボーカルも堪能したいので、ドラマＣＤやアニメ化にも期待したいです！
皆さんにも「出来損ないのラブソング」の魅力が伝わればいいなと思います。
ぜひ気になった方は一度読んでみてくださいね↓↓↓
（電子書籍サイトebook Japanで、クーポンを使用しお得に読めますよ！）
コメント